E社は、事業所を中心にウォーターサーバーをレンタルし、ミネラルウォーターを供給する事業会社である。この分野は競合が厳しく、販売管理費の圧縮で採算を何とか維持しつつ、顧客の拡大を目指して地道な営業活動を実施している。新規獲得の営業は重要で、怠ればたちまち顧客数が減少するため、新規営業のための販売管理費用を十分確保することが、財務上の課題となっていた。運転資金は毎月計画的に繰り回しているが、新規顧客開拓キャンペーンを実施するにあたり、営業資金が不足する見通しとなったため、資金繰りの見直しをおこなう必要があった。
「当社には毎月安定した売掛金がある。保証協会の新しい融資保証制度を使えるかな。」
社長は早速銀行に売掛債権担保融資の相談をしたが、売掛債権が小口なので取扱いできないとのことであった。
E社はかねてから営業担当者が訪問していたガリアプラスに、何かいい方法はないか聞いてみることにした。
ガリアプラスは、E社の売掛金の回収方法に着目、口座振替請求データを活用して「売掛債権担保融資」を実行する方法を提案した。
E社は請求入金処理に、確実で手間のかからない口座振替を採用、現在の口座振替件数は毎月約2,500件、請求総額は約4,000万円にのぼっており、毎月決まったスケジュールで入金金額を確定させている。一見簡単な方法であるが、一般に集金代行会社は受託企業の請求内容に関するリスクを取らないため、これまで紹介されなかった方法である。ガリアプラスは集金代行会社とのアライアンスでこれを商品化していたのだ。
E社は予想外の簡便な方法の提案をすぐに了承し、3,000万円の追加運転資金を確保した。
「簡単な手続きだけで毎月3,000万円の資金が確保できるとは想像していなかった。売掛金が資金化できるということは企業にとって本当に重要な機能だ。」
E社は、当面の資金繰りも解決し、新規顧客の獲得で営業部は忙しく活動している。 |